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世界情勢日本戦略研究所にようこそ!

個人の視点から、国際情勢に関する情報を収集して分析し、多角的な面で日本の今後の取るべき戦略と進路を確立するためのページです。

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著者 松尾英明氏

国家間で武力を用いて権益争いをしている状態を「戦争」という。
「核兵器禁止条約」の参加国間の温度差などは、それを象徴する出来事である。

戦争の難しいところは、突き詰めると個人の「愛」に端を発する点である。何かを愛する、守るという感情がなければ、争いは起きず、自然「平和」の状態になる。愛し守る対象さえなければ、何を奪われても何の感情も湧かないのだから、当然である。

先の戦争への解釈としても、個人単位で考えれば、それぞれ自分の大切な何かを守るために、両国の人間は動いた。例えば特攻は、自分の命を優先順位の二番手以降にしないと成り立たない。その時の優先順位の一番目は、自分の命を越える何か、守る対象である。

しかし、「愛」によれば相手の命を奪っていいかという問題は全く別である。「愛」と「平和」によって爆撃をしたのだ、と言われても、命を奪われた側が納得いくはずがない。

愛する者を守るためだ。
戦争を終わらせるためだ。
単なる実験だった。

どの理由だろうが、愛する者を無情にも奪われたという本質から見れば同じことである。「致し方なかった」理由を並べて正当化を試みても、やはりその個人の恨みは消えない。結局、戦争は両者の(特に個人である一般市民の)恨みしか残さない。

  • 最終更新:2017-08-22 12:04:06

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